大谷翔平はなぜ球速ランキングで1位になったのか?
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手が、ポストシーズン初登板でいきなり衝撃の記録を打ち立てました。
米データサイト「ピッチ・プロファイラー」が発表した10月5日(日本時間6日)の球速ランキングで、大谷は101.4マイル(約163.2キロ)を計測し、全登板投手の中で堂々の1位を獲得しました。
これは、同日に登板した守護神クラスの投手たちを上回る数字です。
敵地フィラデルフィアでのナ・リーグ地区シリーズ第1戦。大谷は2回、2点を先制された直後の無死三塁というピンチで、ケプラーに対して渾身の4シームを投げ込みました。
この1球が101.4マイルを記録し、球場全体をどよめかせました。
その後は犠牲フライで失点を許したものの、3回以降は立ち直ってゼロを並べ、6回9奪三振3失点で堂々のポストシーズン初勝利を飾りました。
なぜ先発投手がクローザーを上回る球速を出せたのか?
驚きなのは、この日の球速2位と3位がいずれもリリーフ投手である点です。
フィリーズの守護神ジョハン・デュランとドジャースの佐々木朗希が、ともに101マイル(約162.5キロ)を計測しましたが、それを超える数値を叩き出したのが先発の大谷でした。
通常、球速ランキングの上位は短いイニングを全力で投げるクローザーが独占します。
しかし、大谷は6イニングを投げ抜きながらもトップスピードを維持。
この事実にファンもSNSで
「シーズン55本塁打の打者が投手として最速って…」「6回を投げた先発がクローザー3人より速いなんて」「信じられますか?」
と驚きの声を上げています。
大谷翔平は打者としても特別な存在なのか?

この日の大谷は打者としては4打数無安打に終わりましたが、シーズンで55本塁打を放ったスーパースラッガーでもあります。
「投げても打っても一流」
を体現する二刀流の姿に、ファンは改めてその異次元ぶりを実感しました。
打者としての実績と投手としての球速トップという二つの数字が同日に並んだことで、SNS上では
「オオタニサーン投手トップ」「いいいいいちばぁん!?」「なんてこった……」
といったコメントが続出。まさに“二刀流の極み”といえるパフォーマンスです。
大谷翔平163.2キロ球速ランキング1位まとめ
大谷翔平がポストシーズン初登板で記録した101.4マイル(約163.2キロ)は、単なる球速の数字以上の意味を持っています。
・シーズン55本塁打を放った打者が
・ポストシーズンの先発マウンドで
・クローザーよりも速い球を投げる——
これはMLB史でも極めて特異で、彼の存在がいかに規格外であるかを改めて証明しました。
これからの登板、そして打撃にもますます注目が集まります。
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よくある質問(Q&A)
Q:大谷翔平の163.2キロは自己最速ですか?
A:2025年ポストシーズンでは最速記録ですが、シーズン中にも同程度の球速を記録したことがあります。先発投手としては驚異的な数値です。
Q:なぜクローザーよりも速い球を投げられたのですか?
A:大谷は投球フォームの安定と下半身主導のパワー伝達が非常に優れており、長いイニングでもトップスピードを維持できます。また、大舞台での集中力が球速を引き上げる要因にもなっています。
Q:打者として無安打だったのは珍しいですか?
A:シーズンでも無安打の日はありますが、打撃と投球を両立している中でこの球速を出せたこと自体が特筆すべき点です。
Q:今後の登板予定は?
A:ローテーションや日程によりますが、地区シリーズ・リーグ優勝決定シリーズでも再登板が期待されています。二刀流でのさらなる記録更新が注目されています。