大谷翔平の打ち方の秘密とは?メジャーで活躍する二刀流のスイングを徹底解析!

大谷翔平選手は、2023年シーズンにメジャーリーグで投打の二刀流として歴史的な活躍を見せました。

その中でも特に目を引いたのが、圧倒的なパワーとスピードを兼ね備えた打撃です。

44本の本塁打と95打点を記録し、アメリカンリーグのホームラン王とMVPに輝きました。

大谷選手の打ち方は、どのようにしてメジャーの投手たちを打ち崩しているのでしょうか?

この記事では、大谷選手の打ち方の秘密を動作解析やデータをもとに徹底解析します。

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目次

大谷翔平の打ち方の特徴

引用元:NHKニュース

大谷選手の打ち方の特徴は、以下の3つにまとめられます。

  • ノーステップで上半身のパワーを最大限に発揮する
  • 両手でバットを握り続けて対応力を高める
  • 長い時間ボールを見てインパクトを遅らせる

それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

ノーステップで上半身のパワーを最大限に発揮する

大谷選手の打ち方の最大の特徴は、ノーステップでスイングすることです。

ノーステップとは、前足を上げずに地面につけたままバットを振ることを指します。

一般的には、前足を上げてタイミングを取り、下半身の力を使ってバットを振ることが多いですが、大谷選手はその必要がないのです。

なぜなら、彼は上半身のパワーが非常に強いからです。筑波大学体育系准教授の川村卓氏は、大谷選手の上半身のパワーを「超人的」と評しています。

上半身だけでバットを振ることには、以下のようなメリットがあります。

  • 体がぶれにくく、バットの芯でボールを捉えやすい
  • スイングスピードが速く、短時間でスイング動作に入れる
  • バランスが崩れにくく、変化球にも対応しやすい

大谷選手は、ノーステップでスイングすることで、これらのメリットを最大限に活かしています。

特に、スイングスピードはメジャー屈指のもので、2021年シーズンの平均スイングスピードは29.8mph(約48km/h)で、リーグ平均の25.5mph(約41km/h)を大きく上回っています。

また、ノーステップでスイングすることで、下半身の動きを最小限に抑えることができます。

これによって、膝の負担を減らすことができます。

大谷選手は、2019年に左膝の手術を受けており、その影響で打撃にも支障が出ていました。

しかし、オフに地道なトレーニングを積んで、左膝の状態を改善し、ノーステップでスイングすることで、膝の負担を軽減しながら、パワフルな打撃を維持することができたのです。

引用元:YouTube

両手でバットを握り続けて対応力を高める

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大谷選手の打ち方のもう一つの特徴は、フォロースイングまで両手でバットを握り続けることです。

一般的には、バットを振った後に、後ろ手を離して片手でバットを持つことが多いですが、大谷選手は両手でバットを持っています。

これは、彼が腰の回転を中心としたスイングをしているからです。

腰の回転につられて、前足のつま先がピッチャー方向に向いてしまうと、腰が逃げてしまい、力強いバッティングができないことが多いです。

しかし、大谷選手は、前足がくさびのようになっており、腰の後ろ側がしっかりと回転し、バットを通して大きな力をボールに伝えています。

両手でバットを握り続けることには、以下のようなメリットがあります。

  • バットのコントロールがしやすい
  • ヘッドスピードが落ちにくい
  • 対応力が高まる

大谷選手は、両手でバットを握り続けることで、これらのメリットを最大限に活かしています。

特に、対応力とは、どのようなボールにも対応できる力のことで、バッティングにおいて非常に重要な要素です。

両手でバットを握り続けることで、短時間でスイング動作に入れることができます。

これによって、長い時間ボールを見ることができます。

長い時間ボールを見ることができれば、

「ここだ」

という瞬間にバットを振れるのです。

また、両手でバットを握り続けることで、バットのヘッドスピードが落ちにくくなります。

ヘッドスピードが速ければ、ボールに与える力が大きくなります。

大谷選手は、両手でバットを握り続けることで、メジャー屈指のヘッドスピードを維持しています。

引用元:YouTube

長い時間ボールを見てインパクトを遅らせる

大谷選手の打ち方の最後の特徴は、長い時間ボールを見てインパクトを遅らせることです。

一般的には、バットを振るタイミングは、ボールが投手の手から離れた直後に決めることが多いですが、大谷選手は、ボールが自分の目の前に来るまでタイミングを決めません。

これは、彼がノーステップでスイングすることで、短時間でスイング動作に入れるからです。

長い時間ボールを見ることで、ボールの軌道や速度や回転を正確に捉えることができます。

また、インパクトを遅らせることで、ボールに対して最大の力を与えることができます。

インパクトを遅らせるというのは、バットのヘッドがボールに当たる瞬間に、バットのヘッドが最も速くなるようにするということです。

これによって、ボールに対して最大の力を与えることができます。

大谷選手は、長い時間ボールを見てインパクトを遅らせることで、メジャー屈指の打球速度を出しています。

2021年シーズンの平均打球速度は95.8mph(約154km/h)で、リーグ平均の88.3mph(約142km/h)を大きく上回っています。

長い時間ボールを見てインパクトを遅らせることには、以下のようなメリットがあります。

  • ボールの軌道や速度や回転を正確に捉えることができる
  • ボールに対して最大の力を与えることができる
  • ボールの方向をコントロールしやすい

大谷選手は、長い時間ボールを見てインパクトを遅らせることで、これらのメリットを最大限に活かしています。

特に、ボールの方向をコントロールしやすいというのは、彼の打撃の大きな武器です。

大谷選手は、ボールの位置に応じて、バットの角度や軌道を微調整することができます。

これによって、どのようなボールでも、自分の狙った方向に打つことができます。

また、長い時間ボールを見てインパクトを遅らせることで、ボールに対して最大の力を与えることができます。

これによって、どのようなボールでも、遠くまで飛ばすことができます。

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大谷翔平打ち方まとめ

大谷翔平選手の打ち方の秘密は、ノーステップで上半身のパワーを最大限に発揮する、両手でバットを握り続けて対応力を高める、長い時間ボールを見てインパクトを遅らせる、という3つの特徴にあります。

これらの特徴によって、大谷選手は、メジャーの投手たちを打ち崩しています。

大谷選手の打ち方は、野球の常識を覆すものであり、彼の才能と努力の賜物です。

大谷選手の打ち方を真似することは難しいかもしれませんが、彼の打ち方から学べることはたくさんあります。

大谷選手の打ち方を参考にして、自分の打ち方を改善してみましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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