ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、ナ・リーグ地区シリーズ第1戦で再び前代未聞の記録を生み出しました。
MVP級の打者同士がポストシーズンで対決するという史上初の場面、さらに先発投手として4三振を喫するという珍記録でも話題を集めています。
まさに「大谷クイズネタ」がまた一つ増えた形です。
なぜ「MVP対決」が史上初の快挙になったのか?
今回の対戦は、大谷翔平選手(今季55本塁打)がカイル・シュワーバー選手(56本塁打)に対して投げた、という異例の構図でした。
これまでのメジャーリーグの長い歴史でも、シーズン55本以上を放った打者が56本以上の打者に対してポストシーズンで登板した例は一度もありません。
さらに、大谷はナ・リーグMVPに選ばれる見込みであり、対するシュワーバーは同賞の2位候補とされています。
つまり、MVPと準MVPの直接対決もまた史上初の出来事となったのです。
これは単なる数字上の話ではなく、野球史に残る特別な対戦構図といえます。
先発投手がポストシーズンで4三振?過去との意外な共通点とは?
大谷翔平はこの試合で4打席連続三振を喫しました。
これは史上初ではないものの、非常に珍しい記録です。
過去に同様の記録を残したのは、1981年のドジャース先発投手ジェリー・ロイス。
ロイスは当時、アストロズとの地区シリーズで2試合連続4三振という不名誉な記録を残しながらも、第2戦では9回無失点、第5戦ではノーラン・ライアンとの投げ合いを制し、勝利投手となりました。
このように、4三振という数字は一見ネガティブに見えますが、好投と勝利によってポジティブな歴史の一部となっているのです。
大谷も同様に、先発として力投しチームを勝利に導きました。
もし5打席連続三振だったら?1932年との歴史的リンク
仮に大谷が9回にもう一打席立ち、5打席連続三振を喫していた場合、史上唯一の記録と並ぶところでした。
その唯一の例は1932年ワールドシリーズ第3戦のジョージ・ピップグラス投手。
ピップグラスは5打席連続三振という記録を残しながらも、ベーブ・ルースとルー・ゲーリッグの活躍に支えられ、7-5で勝利投手となっています。
このエピソードが示すように、偉大な舞台に多く立つ選手ほど、栄光と同時に珍記録や“クイズネタ”も蓄積されていくのです。
大谷翔平の「歴史の一部」になる力とは?

大谷翔平は、ポジティブな記録はもちろん、こうした一見“珍記録”にすら歴史的意味を与えてしまう特別な存在です。
投打二刀流で前人未踏の記録を次々と打ち立てるだけでなく、打席での苦戦すらもファンやメディアの記憶に刻まれ、野球史を語る上で欠かせない要素となっています。
まさに“登場するだけで歴史が動く選手”といえるでしょう。
大谷翔平クイズネタまとめ
大谷翔平が見せた史上初のMVP対決、そして先発投手としての4三振という珍記録は、単なる数字ではなく、メジャーリーグの長い歴史に新たな1ページを刻みました。
偉大な選手であればあるほど、記録もクイズネタも積み重なっていくものです。
これからのポストシーズンでも、また新たな“大谷ネタ”が生まれることは間違いありません。
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よくある質問(Q&A)
Q:大谷翔平とシュワーバーのMVP対決はなぜ話題になったのですか?
A:両選手がシーズン55本塁打と56本塁打を記録しており、MVPと2位候補がポストシーズンで直接対決するのは史上初だったためです。
Q:先発投手が4三振するのは珍しいのですか?
A:非常に珍しく、過去にジェリー・ロイスが記録していますが、大谷のようなスター選手がこの数字を残したことで大きな注目を集めました。
Q:5打席連続三振の記録は誰が持っていますか?
A:1932年ワールドシリーズでヤンキースのジョージ・ピップグラスが記録しています。
Q:この記録は大谷にとって不名誉ではないのですか?
A:いいえ、むしろ多くの機会でプレーするトップ選手だからこそ記録されるもので、野球史の一部として肯定的に語られています。