ドジャースは大谷と山本で世界一になれるのか?MLB公式の予想に疑問符!

ドジャースは今オフ、大谷翔平投手を10年総額7億ドル(約1015億円=獲得当時)、山本由伸投手を12年総額3億2500万ドル(約463億円=同)という巨額で獲得するなど異次元の補強を進めています。

しかし、MLB公式サイトは10日(日本時間11日)に、今後10年間のワールドシリーズ進出チームを予想しました。

ここでドジャースが挙げられているのはたった1回で、なんとも不釣り合いな結果となっています。

ドジャースは本当に世界一になれるのでしょうか?

この記事では、ドジャースの補強の効果とMLB公式の予想の根拠について分析していきます。

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目次

ドジャースの補強は他球団を圧倒

引用元:NHKニュース

ドジャースは今オフ、大谷と山本のほかにも、FAとなっていたテオスカー・ヘルナンデス外野手と1年2350万ドル(約34億1700万円)で契約。

レイズからトレードで加入したタイラー・グラスノー投手とは5年総額1億3650万ドル(約198億5000万円)で契約しました。

他にマックス・マンシー内野手やジェイソン・ヘイワード外野手とも契約を延長しており、今オフの補強総額は実に12億2600万ドル(約1782億3500万円)に達しています。

これは、他の29球団の合計額よりも多いという驚異的な数字です。

ドジャースの補強の目的は、もちろんワールドシリーズの制覇です。

ドジャースは2020年に32年ぶりの世界一に輝きましたが、2023年はポストシーズン、Dバックスに敗れてしまいました。

その悔しさをバネに、ドジャースは今オフに大型補強に乗り出しました。

特に大谷と山本の獲得は、ドジャースの先発ローテーションを大幅に強化するとともに、日本人ファンの注目を集めました。

大谷は2021年2023年にエンゼルスで二刀流として活躍し、MVPに輝きました。

山本はオリックスで4年連続で最多勝を獲得し、ポスティングシステムでメジャー移籍を果たしました。

この2人がドジャースのユニフォームを着てマウンドに上がれば、視聴率も爆発することでしょう。

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MLB公式の予想はなぜドジャースに冷たいのか?

引用元:X.com

ところが、MLB公式サイトの予想した今後10年のワールドシリーズ優勝チームで、ドジャースが登場するのは1回きりです。

2025年に、ブルージェイズを下して世界一になると予想されています。

記事はその根拠として「オオタニ、フレディ・フリーマン、ムーキー・ベッツ、ウィル・スミスに加え、有望なプロスペクトのマイケル・ブッシュ、アンディ・パヘスらを擁するドジャースのラインナップ」を挙げています。

大谷も右肘手術後のリハビリを終えているはずで「先発ローテにはヤマモト、ウォーカー・ビューラー、グラスノー、オオタニがいる。2024年のドジャースが良いチームだと思うなら、2025年まで待つべきだ。何試合かは負けるだろうが、どうすれば負けるのかは考えつかない」と、強大な戦力が機能すると予想しています。

しかし、それ以外の年はドジャースはワールドシリーズにすら進出できないと予想されています。

2024年はブレーブスが、2026年はレッズが、2027年はオリオールズが、2028年はツインズが、2029年はホワイトソックスが、2030年はレイズがワールドシリーズを制すると予想されています。

ドジャースは2027年にオリオールズと対戦するものの、敗れてしまいます。

この年33歳の大谷の状態を「この時には二刀流として最高の状態に戻っていると予想している」と予想していますが、オリオールズのアドリー・ラッチマン捕手が契約最終年で「若い選手たちが成熟し、オリオールズの攻撃陣はピークにあるべきだ」とした。

MLB公式の予想は、あくまで記者の個人的な見解であり、正確さや公平さを保証するものではありません。

しかし、ドジャースの補強が無視されているように見えるのは、不思議な感じがします。

ドジャースは、大谷と山本だけでなく、ベッツやフリーマン、スミスなどの強打者や、ビューラーやグラスノーなどの実力者を揃えています。

また、若手のブッシュやパヘスなどの将来性も高いです。

ドジャースは、攻撃力、守備力、投手力のバランスが良く、深いベンチも持っています。

ドジャースは、今後10年間で、ワールドシリーズに何度も進出する可能性が高いと言えるでしょう。

では、なぜMLB公式の予想はドジャースに冷たいのでしょうか?

その理由の一つとして、ドジャースの補強があまりにも突出しているために、他の球団のファンやメディアの反発を招いているということが考えられます。

ドジャースは、今オフに他の球団の予算の何倍もの金額を使って、大物選手を次々と獲得しました。

これは、ドジャースがMLBの競争バランスを崩しているという批判を受けることになりました。

MLBは、各球団が均等に優勝のチャンスを持てるように、ラグジュアリータックスやドラフト制度などの仕組みを設けていますが、ドジャースはそれを無視して、金で選手を買い占めているというのが、一部の見方です。

MLB公式の予想は、このようなドジャースへの反感を反映している可能性があります。

もう一つの理由として、ドジャースの補強が成功するとは限らないということが挙げられます。

ドジャースは、大谷と山本を獲得しましたが、両者ともにメジャーでの実績はまだ少ないです。

大谷は、2021年にMVPになりましたが、それ以前は故障に悩まされていました。

山本は、日本での成績は素晴らしいですが、メジャーでの投球は未知数です。

ドジャースは、この2人に巨額の契約を結びましたが、それが裏目に出る可能性もあります。

また、ドジャースの他の選手も、年齢や怪我などの要因で、パフォーマンスが低下する可能性があります。

ドジャースは、紙上では最強のチームですが、実際には不確定要素が多いと言えるでしょう。

MLB公式の予想は、このようなドジャースのリスクを考慮している可能性があります。

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ドジャースMLB公式予想まとめ

ドジャースは今オフ、大谷と山本を含む大型補強を行いました。

しかし、MLB公式の予想は、ドジャースが今後10年間でワールドシリーズに1回しか進出しないと予想しています。

この予想には、ドジャースへの反発やリスクという2つの理由が考えられます。

ドジャースは、補強の効果を証明するために、実際に試合で勝ち続ける必要があります。

ドジャースのファンや日本人ファンは、ドジャースの活躍に期待しています。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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