こんにちは。今回はトレーディングカードの歴史と、メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手のトレーディングカードの価値についてお話ししたいと思います。
トレーディングカードとは?

トレーディングカードとは、様々なイラストやテキストが印刷されたカードで、収集や交換、ゲームなどに用いられるものです。
トレーディングカードは19世紀後半にアメリカで始まり、たばこやお菓子などの商品に付属する景品として流通していました。
その後、スポーツや映画などの人気キャラクターや有名人を題材としたカードが登場し、ファンの間で人気を集めました。
トレーディングカードゲームとは?

トレーディングカードゲームとは、トレーディングカードを用いて行う対戦型のカードゲームです。
世界初のトレーディングカードゲームは、1993年にアメリカで発売された『マジック:ザ・ギャザリング』であるとされています。
このゲームはテーブルトークRPGのプレイヤーを対象として売り出され、短時間で終わることや準備と研究に労力を注いだだけ強くなれることが人気を呼びました。
日本での歴史

日本においては、1980年代後半にテーブルトークRPGの波及と共に『モンスターメーカー』などのイラスト付きRPG風カードゲームが登場しましたが、その後衰退しました。
また『SDガンダム』や『ドラゴンボール』などを題材としたカードダスや『Jリーグカード』など低年齢向けの単純なルールでゲームもできるトレーディングカードもありましたが、これらはゲームを主体としたものではありませんでした。
1993年にアメリカで『マジック:ザ・ギャザリング』が発売されると、日本でもテーブルトークRPG誌で紹介され、翌1994年には輸入販売が行われるようになりました。しかし英語版だったため普及には限界がありました。
1996年に初の本格的な国産TCGとしてメディアファクトリー社から『ポケモンカードゲーム』、バンダイから『スーパーロボット大戦スクランブルギャザー』が発売され、ヒットしました。同年には『マジック:ザ・ギャザリング』の日本語版も発売されました。
現在では様々なジャンルやテーマのトレーディングカードゲームが存在し、世界中で多くのプレイヤーやファンを持っています。
トレーディングカードはコレクションや趣味だけでなく、競技やビジネスとしても注目されています。
大谷翔平選手のトレーディングカード

その中でも特に注目されているのが、メジャーリーグで投打の二刀流として活躍する大谷翔平選手のトレーディングカードです。
大谷選手は2018年にエンゼルスと契約し、メジャーリーグでデビューしました。その年にはアメリカンリーグの新人王に選ばれるなど、その才能を見せつけました。
大谷選手のトレーディングカードは、その影響で高値で取引されています。
特に2018年に発行された直筆サイン入りのTOPPS社製BOWMAN CHROMEというブランドのルーキーカードは人気が高く、最高で約760万円で落札されたこともあります。
2021年にはトップス社のベースボールカード・シリーズ1のNO・1カードにファン投票で選ばれ、日本人選手として初めての快挙を成し遂げました。
大谷選手のトレーディングカードは、その歴史的な活躍や希少性から、今後も価値が上がる可能性があります。
大谷翔平トレーディングカード歴史まとめ
トレーディングカードは、その時代や文化を反映した魅力的なアイテムです。
トレーディングカードの歴史や大谷翔平選手のトレーディングカードの価値について、少しでも興味を持っていただければ幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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